四谷大塚 予習シリーズ練習問題解説(4年上 第9回 いろいろな四角形)

この単元では、いろいろな四角形(台形、平行四辺形、ひし形、長方形、正方形)の性質や面積の求め方を勉強していきます。覚えることはあまり多くありませんが、今までに学んだ三角形や平行の内容と組み合わせた問題もあります。必要でしたら過去の単元を確認しながら問題をといてください。(四谷大塚 予習シリーズ算数 四年上の解説です。テキストは四谷大塚から購入してください。)


解説

四角形の分類

 四角形には、台形、平行四辺形、ひし形、長方形、正方形など特別なものがあります。それぞれの性質について覚えましょう。

 四角形の向かい合う頂点を結んだ直線を対角線といいます。平行四辺形、ひし形、長方形、正方形の対角線には次のような性質があります。

四角形の角度

 四角形の性質から角度を求める問題があります。台形の平行な直線や、ひし形の等しい辺の性質からできる二等辺三角形を使って角度を求めます。また、正方形を対角線で2つに分けると直角二等辺三角形ができます。

四角形の面積

 正方形、長方形、平行四辺形、台形、ひし形の面積は次の式で求められます。

四角形の複合図形ーまわりの長さと面積

 四角形を組み合わせた図形に関する問題です。

 まわりの長さは、辺をうつすことで長方形のまわりの長さとして考えることができます。この考え方はこれからも出てくるので、ここで覚えておきましょう。

 複合図形の面積を求める方法として、図形を分割してそれぞれの面積をたし合わせていくたし算の方法と、大きな図形の面積からその一部の面積をひいて求めるひき算の方法があります。この問題ではどちらの方法を使っても解くことができます。


練習問題

正方形を組み合わせた図形の面積


長方形を組み合わせた図形の面積


平行四辺形と二等辺三角形を組み合わせた図形の角度


台形を台形と平行四辺形に分けた図形の面積


台形を面積の等しい2つの部分に分割


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