四谷大塚 予習シリーズ練習問題解説(4年上 第13回 周期を考える問題)

この単元では、文章題の「周期算」について勉強していきます。くり返し(周期)を見つけて問題をといていきます。ご石のならび、数字のならび、図形などいろいろな問題がありますが、周期1つ分の個数や和から、周期の数やはんぱを計算してといていきます。はじめは難しい感じがするかもしれませんが、基本の考え方は同じですから問題をといて基礎をかためましょう。(四谷大塚 予習シリーズ算数 四年上の解説です。テキストは四谷大塚から購入してください。)


解説

周期算ー個数の公式

 くり返し(周期)をみつけて問題をとく「周期算」について勉強していくよ。全体の個数1つの周期あたりの個数で割ると、何周期分あるか、つまり周期の数が分かるよ。割り切れなかったときは、あまりは1つの周期の一部のはんぱの個数となるね。

 全体の個数 ÷ 1周期分の個数 = 周期の数 あまり はんぱの個数

逆に、「1つの周期の個数」と「周期の数」、「はんぱの個数」がわかれば次の式から、「全体の個数」を求めることができる。

 全体の個数 = 1周期分の個数 × 周期の数 + はんぱの数

周期算ー和の公式

 数字がならぶ(数列の)問題では、数の和で考えていくものもあるよ。周期をみつけたらその1つの周期の数の和を求めよう。全体の和をこの1つの周期の和で割ると、周期の数がわかる。このとき割り切れなかったあまりは、はんぱ分の和になるね。

 全体の和 ÷ 1周期分の和 周期の数 あまり はんぱ分の和

公式として丸暗記するのではなくて、自然と使えるようになるように問題をといて身に着けよう。

周期算ー図形の周期

 同じ形がくり返し続く図形に関する問題でも、周期を見つけて解いていくよ。

周期算ー積の一の位

 積の一の位は、一の位だけをかけ合わせることで求められます。積の一の位の値を求める問題では、このことを使って、積の一の位を計算してその周期を見つけて解きます

日歴算

 日付や曜日に関する問題を「日歴算」と言います。日歴算について覚えておくことをまとめます。


練習問題

周期算ー数の並び


周期算ー積の一の位の約束記号


周期算ー図形の周期


周期算ー丸太を切って休む


日歴算-日数・曜日を求めて考える


コメント

PAGE TOP